スマホが普及した現代で、AndroidやiPhoneという言葉は当たり前に使用されており、今更それが何なのか聞きづらいですよね。
そこで今回は改めて、Androidとは何なのかということを解説していきたいと思います。
Androidとは
AndroidとはGoogle社が2007年に発表したものです。
OS(オペレーティングシステム)やミドルウェア、ウェブブラウザー等の主要なアプリケーションを含むシステムの基本になる環境(プラットフォーム)のことです。
主に、私たちの生活に根付いたスマートフォン等の携帯端末や、タブレット端末に使用されています。
元々は、アンディ・ルービン氏が2003年に設立した「Android」という企業で開発が行われていました。
それを検索で馴染みのある、Google社が買収しており、AndroidのアプリケーションはGoogle Playで提供されます。
現在はGoogle社を中心にして、T-Mobile・NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクといった携帯電話事業社、サムスン電子・モトローラ・NEC・富士通などの携帯電話端末メーカー、Intel・NVIDIA等の半導体メーカーらが集まり運営される団体OHA(Open Handset Alliance)を中心に検討され製品化へと繋がっています。
また、Android OSを搭載したスマートフォンはキャリアが異なっていてもAndroidと呼ばれています。
スマートフォン用のOSとしては、Apple社が提供するiOSと人気を二分しており、AndroidとiPhoneが比べられることが多いです。
Google社は、Android OSをオープンソフトライセンスとして、端末メーカーに無料で提供しており、同じOS搭載のスマートフォンやタブレットが数多くのメーカーから発売されています。
そのため、基本動作は似たものが非常に多いですが、メーカー毎に差別化を図るための特性や機能もあります。
同じAndroidのOSを搭載している機種でも、それぞれの端末の特徴を比べて自分に合ったものを選びたいですね。
Android One
日本では多くの人が所有しているスマートフォンですが、実は世界で見ると70億人中、比較的裕福な10億人程度の人のみしか購入ができていないと言われています。
そこで、高いスマートフォンの購入が難しい人のためにGoogle社が立ち上げたプロジェクトがAndroid Oneです。
Android Oneは、日本円にして1万円程度から買えるスマートフォンです。機能は必要最低限ですが、安価な値段が特徴です。
これは、部品の調達や仕様の統一化をGoogle社自身が行い、各国のメーカーと共同で開発しているからこそ実現できる低価格のようです。
AndroidウェアやAndroidオート
Androidをベースに進化させたものにAndroidウェアがあります。
近年注目されているウェアラブル端末用に開発されたOSで、スマートウォッチ等があります。
デザインも洗練されており、人気がありますよね。
また、車に搭載されるAndroidオートというものもあり、これはカーナビとアンドロイド端末を接続するためのアプリケーションです。
近辺のお店や目的地の検索ができ、全ての操作が音声で可能です。
カーナビに話しかけるだけで操作ができるというのはとても便利ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Androidと一言で言っても、幅が広いですね。
冒頭でも触れましたが、スマートフォン市場はAndroid OSとiOSが競合しています。
今回ご紹介した機能や製品もApple社からも同様のものが出ていますので、自分に合った端末を見付けたいですね。
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