スマートフォンが普及した中で、格安スマホという言葉をよく耳にする様になりましたね。
格安というくらいなので、きっと乗り換えたら安いのだろうということは分かりますが、では実際にどういったサービスなのかイマイチ分からないという方もいらっしゃると思います。
詳細が分からないといくら安くてもスマホを乗り換えるのは不安ですよね。
そこでここでは、格安スマホと呼ばれるのはどういったものかをお伝えしていきます。
格安スマホとは
格安スマホとは大手携帯電話会社のスマホと比べ、非常に安い料金で使えるものです。
格安スマホ事業者は自社の通信回線は持たず、大手キャリアの回線を借りて通信サービスを提供しています。
格安スマホにも通常のスマホ同様SIMカードが入っていますが、それが安さのひとつです。格安SIMを利用することで、安価な料金で通信を利用できるのです。
その格安SIMカードとスマホを組み合わせたものが、格安スマホと呼ばれます。
サービス提供会社からは、月々の料金が抑えられた色々なプランが出されており、スマホの利用スタイルに合わせ、自分に最適なものを選択することができます。
主には、通信データ量や機能等が制限されており、24回払いの端末料金と通話料金プランを合わせて2000円台が中心の価格帯となっています。
新規モバイルサービス会社によって始められ、NTTコミュニケーションズ株式会社のOCN モバイル ONEやソフトバンクのサブブランドであるY!mobile等既存の電気通信事業者もサービスを提供しています。
他にも多くの会社があり、有名なところではUQモバイル、イオンモバイル、楽天モバイル等があります。
格安SIMの仕組み
では格安SIMは何故安いのかということが気になりますよね。
上述した様に格安スマホ会社は自社の回線ではなく大手キャリアの回線を使っています。大手通信キャリアは、ユーザーへサービスを提供するために自社でアンテナや基地局を設け、通信設備に投資することが必要となります。そしてその費用が、携帯の通信料にも含まれています。
しかし格安スマホ会社は、大手通信キャリアの設備を使用することにより、本来必要な設備等への投資が不要です。
それにより、多くの費用を抑えることができ、それが通信費を安く提供することへ繋がっています。
格安スマホのメリットとデメリット
まずメリットとしては、料金が安いのはもちろんですが、格安スマホには二年縛りといった契約の期間の縛りが無い場合が多いです。
大手通信キャリアは、契約期間に縛りがあり、通常は二年以内に解約すると解約金が掛かることが多いですよね。
しかし、格安スマホならデータ通信のみのプランの場合は、いつ解約をしても、データ通信のみのプランであれば解約金が発生しない会社等があります。
縛りがなければ乗り換えもし易く、自分に合った会社を選びやすいですね。
次にデメリットですが、格安スマホではキャリアメール機能は使えません。
キャリアメールとは、携帯の初期からある「docomo.co.jp」、「ezweb.ne.jp」、「softbank.ne.jp」等の大手通信キャリア毎で使用できるメールアドレスです。
しかし、今ではLINE等で連絡を取ることも増えており、あまり必要性を感じない方も多いかも知れませんね。また、Gmailなどのフリーメールを取得することで、メール機能は使用することができます。
また、格安スマホは店舗を構えている会社が少ないため、何か困った際に店舗へ出向き相談するといったことは難しいです。
そのため、格安スマホの場合はWebサイトやヘルプページを確認し、上手く利用していく必要がありますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
格安スマホ会社の数はとても多く、その中にもさまざまなプランが存在します。
また、端末自体にも高機能で価格が高いものから、初心者向けの機能を抑えた安いものまで、幅広いラインナップがあります。
それぞれの特徴をよく比較検討し、自分に合った格安スマホを見付けたいですね。
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