今回は、荒廃した世界を舞台に繰り広げるスマホRPG、「World for Two」をレビューしていきます。
World for Twoのストーリー
物語は、とある研究所から始まります。
博士が何やら機械を操作していると、なにやら光が生成され…
膝を抱えている女の子のようなものが出現しました…。
どうやらこの子はアンドロイドで、博士はこのアンドロイドを創造しようとしていたようです。
そしてこの後、博士の口から様々な事実が語られていきます。
大洪水により世界が荒廃しきってしまったこと。
人類の最後の生き残りがこの博士だということ。
アンドロイドの創造は博士の悲願であったこと。
そして博士はこうも言います。
世界を救うため尽力してきたが、1人では限界が来てしまった。
そのためアンドロイドを作った、と。
一通り状況を教えてもらった後、博士からお使いを頼まれます。
外にある「装置」から、「自然エネルギー」なるものが発生しているといいます。
それを回収してきてほしいとのこと。
ここから、荒廃した世界を救うため、アンドロイドと博士の二人による物語が始まっていくのでした…。
World for Twoで行うこと
基本的にこのゲームでは、生物を生み出すことが目的になります。
その過程を見ていきましょう。
まずこちらが、博士が言っていた「装置」と「自然エネルギー」になります。
これは時間がたつごとに装置の周りにたまっていき、そのたびに取りに行く必要があります。
そしてこの「自然エネルギー」は、生物の創造に用いられます。
この試験管2つが並んでいるような機械で、生命体のDNA(人工DNA)を創造することができます。
最初は「原子生命体のDNA」しか作ることができません。
これを2つ作成します。
そして、この2つを合成させると…
アンドロイドが現れた時のように光に包まれて、生物が誕生しました!
この生物は、「アメーバ」です。
唯一、人工DNAのみで想像できるのがこのアメーバになります。
全ての生物の始祖というわけですね。
そして、アメーバを生み出し、環境に適応していけることがわかると、博士は大喜びし、こう話します。
生物を創造するには、先ほどの「人工DNA」と、「生物DNA」が必要であるため、アメーバからDNAをとってきてほしい、と頼まれます。
外に出て、浮遊しているアメーバから「生物DNA」を入手します。
そして、先ほどの「人工DNA」と組み合わせます。
すると…
また新たに生物が誕生しました!
こちらは「ピカイア」といい、沼地に生息する生き物のようです。
(沼地とは、先ほど青い装置があったフィールドのことです)
このように、生物を次々と想像していくことになります。
間違った組み合わせをしてしまうと、DNAは消失してしまうため気を付ける必要があります。
人工DNAも様々な種類が作れるようになりますので、いろいろな組み合わせを試してみましょう。
World for Twoの魅力
世界に新しい生物を作っていくのも、このゲームの魅力の一つです。
が、このゲームの魅力は、なんといってもグラフィックの良さとストーリーです。
ドット絵でありながら、荒廃した世界を美しく描いています。
これは「沼地」のフィールドですが、背景もフィールドも非常に美しいドット絵で、哀愁を誘います。
「終末もの」というワードにひかれる方はきっと気に入ると思います。
こちらは「森林」というフィールドになります。
先ほどの沼地よりもうっそうとした木々が特徴的です。
あちこちにこの世界の人類の生活していた名残が見られ、アンドロイドもそれに反応してコメントしてくれます。
アンドロイドには過去の記憶やデータはないため、プレイヤーと一緒に考えていくような感覚になります。
まとめ
この荒廃しきった世界で、アンドロイドと博士はどんな生物を創造し、どんな結末を迎えるのか…。
ぜひあなたの目で確かめてみてください。
感動的な結末が待っていることでしょう。
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