スマートフォンの所有率が急速に増える中、iPhoneの人気は根強いですね。
Androidの端末と人気を二分しており、代表的なスマートフォンと言えます。
そんな馴染みのある製品だからこそ、一体どういうものなのか、今更聞けないことが多いですよね。
今回はそんなiPhoneとiOSの基本についてご紹介します。
iPhoneとは
iPhoneとはApple社が開発している携帯電話です。
スマートフォンのひとつで、同社のパソコンであるマッキントッシュで採用しているMac OS Xが小型機器向けになったものが搭載されています。
初代は2007年6月に発売されましたが、日本で発売されたのは2008年7月の二代目機器からです。
日本の携帯電話会社では、ソフトバンクモバイルが2008年から、KDDIが2011年から、NTT DoCoMoが2013年から販売しています。
特徴的なのは、携帯電話などで使われていた入力用のキーを組み込まず、大き目の本体のほぼ全面がタッチパネル式ディスプレイになっており、数字キーも無い方式を採用したことです。これを機に他社からも類似の端末が発売されるきっかけとなりました。
操作性としては、画面を軽く叩くタップ、はじくような動作のフリック、2本指を使っての画面拡大と縮小をするピンチイン、ピンチアウトといったマルチタッチ操作に対応しています。
また、専用アプリケーションソフトの追加が可能で、Apple社が運営するApp Storeからダウンロードし自由に追加することができ便利です。
そして、電話機能に加えてウェブブラウザー、電子メール、カレンダー、また同社の音楽プレーヤであるiPodと同様の音楽や映像の再生機能等を備えています。
iOSとは
Apple社が開発した携帯機器用の基本ソフト、OSのことです。
OSとはOperating System(オペレーティングシステム)の略であり、コンピューターが動作するためのシステムです。
パソコンやスマートフォンの操作で送られた命令が、OSを経由してアプリケーションに伝えられることにより、命令が実行されます。
キーボードでの文字入力や画面タップの操作性等は全てこのOSによって動作しています。
OSはスマートフォンやパソコンなどに搭載されており、同社が開発している、iPhone、iPad、iPod touch等の製品に搭載されているのがiOSです。
同社のパソコンであるマッキントッシュ向けのOS、Mac OS Xをベースに開発されたもので、タッチパネルを前提としたユーザーインターフェースが特徴です。
また、Androidの特許はGoogle社が取得していますが、ライセンス料金はかからないため、各メーカーが自社製品にAndroidを搭載することが可能となっていますが、iOSはApple社の製品にしか搭載されていません。同じiOSを搭載しているApple社製の機器同士は、連携が非常にスムーズです。
iPhoneとAndroidの比較
上述した様に、そもそもこの二つの違いは搭載しているOSの違いです。が、さまざまな特徴がありますのでいくつか見ていきましょう。
機種の種類については、iPhoneはApple社のみの製造のため、バージョンが異なる1、2機種から選びます。
一方Androidはさまざまなメーカーから発売されているため、多くの機種から選択できるメリットがあります。
しかし、iPhoneはユーザーインターフェースが統一されているため、機種変更をしたとしても操作性で戸惑うことが少ないという魅力や、アクセサリ類も豊富というメリットもあります。
また、iPhoneのアプリはApple社の厳しい基準をクリアしており、品質が高いと言われています。
SDカードへの対応については、Androidの機種は多くがSDカードスロットを搭載していますが、iPhoneにはSDカードスロットはありません。
iPhoneでは異なる容量の機種を複数販売しており、その中から自分に必要な容量を搭載した機種を購入することになります。
まとめ
Androidの方がメーカーで機種を製作しているため、最新の技術がいち早く導入されることが多いです。
一方でiPhoneは基本的に世界統一のグローバルモデルであり、日本だけでなく世界中で求められる機能が搭載される傾向にあります。
それぞれの利便性や特徴を踏まえて、自分に最適な機種を見付けたいですね。
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